2020年4月20日更新 2016年3月8日作成
先輩! プロギアって何ですか? 何がいいんですか?
プロギアはセーラー万年筆の「プロフェッショナルギア」の略称だ! 俺が大好きな万年筆だ! この万年筆の何がいいか? それは「満足度の高い普通」ということだ!
「普通」なのに「満足度が高い」??
詳しく説明しよう!
買ってよかったペンの一つ、セーラーの「プロフェッショナルギア(以下プロギア)」を、もう一度よく愛でてみよう!
ザ・スタンダートという佇まい。これがこのペンの最大の魅力だと思う。どこで使用しても嫌味に思われることの無い素晴らしい見た目。特にこの銀トリム(金属部分の事と思ってくださればOK)版は、ベスト型(両端の丸みを切り落としたような形の事)と合わさって、30代くらいまでの初心者が持つ最初の一本として最強と言い切ってしまっても良いレベルの見た目だと思う。サイズもいわゆる「普通」である為、男女どちらが持っても違和感が無いという点もGood.
ペン先は、金、銀色分け(バイカラーニブ)という凝った意匠。そしてセーラーにしか無い21金のニブ。各社のエントリーモデルが1万円程なので、プロギアはその2倍の値段がするのだが、この21金ペン先の柔らかさを体験するとやっぱりコレを選んでよかったなぁという気持ちになる。
ペン芯のフィンは一本線のタイプ。
中央に穴が開いている。
コンバーターを使用するタイプのペンである。コンバーターは一般タイプ(商品コードで14-0500-000のもの)を使用する。もちろん、カートリッジも使用できる。
サイズ感。キャップを閉じた状態で13センチ無いくらい。
ペン本体だけだと12センチを切る、若干小型のペンである。最近、ペンの後ろを持って書く癖になっているので、キャップを後ろにつけないとバランスが取れなくなっちゃった。
Mニブだと文字の大きさはこのくらい。ロディアの5mmブロックメモ帳になんとか漢字が書けるくらい。ちなみに、写真、オレンジがプロギア、青がアウロラのオプティマの極細、緑がラミーのサファリ極細である。見た感じ全部一緒な気がする。。。。。。
今はエルバンのインディアンオレンジというインクを吸わせて赤ペン的な運用をしているが、このペンは黒やブルーブラックを入れてふわふわ感を楽しみながらノートを文字で埋めていくのが楽しい使い方だと思う。そのうち、赤ペン用のペンが用意できたら、黒インク入れてザ・質実剛健に使い倒そうと考え中。
色雫を持つパイロットには及ばないものの、セーラーもインクのラインナップ強力なので(ジェントルインク、神戸インク物語なんかも含めて)、「ペンとインクのメーカーをあわせる」という王道の楽しみ方を多様なインクから選び、楽しめるのも魅力。
セーラー社、拙作「思考停止で万年筆」でも述べたが、発展期に買いたいペンが中々見当たらない事、21金ペン先で遊ぼうと思ったらセーラーしか選択肢がない事を考えると、やはり多少コスト高くついても最初の一本~続く二本目として良い選択肢だと思うのだ。
最近、細軟や極太など、一般的に「やわらかめ」といわれるペンを試す機会に恵まれたのですが、これらのやわらかさとは一味違う、21金ペン先の「ふわふわ感」を再認識し、改めてよいペンだなぁと思った事を結びとします。
コメント
やはり、いつかは手に入れたくなりました。ふわふわかぁ〜、いいですね!!
楽しいペンですよ!
ラミー、ペリカンと楽しまれているようですので、是非国産を!
個人的に次狙っているペンも国産なんです!プラチナの金魚!夏に向けて!