大切なのはイノベーション。
引っ越しに伴い、かねてからほしかった自転車のディスプレイスタンドを買いました。そこで最重要視したのは「イノヴェイシィヨン(すごく良い発音で)」である。
方式自体はずっと昔からあるものなので、何が革新的かという話なのですが、自分自身の生活(自分自身の観測範囲)の中で、現状、類似するモノがなかったことが購入の決め手でした。今まで使えていなかった「タテ」の空間をつかえるようにする器具という事ですね。
当然、今の時代ですから、購入前にいろいろ下調べをするわけで、なんでこれ?という話なのですが、ひとえに「壁に添え立てる形式だったから」という理由に集約されます。
振動(地震とか)に弱そうという見方もありましたが、東日本大震災なんかを経験した身からすると、上下つっぱり式であろうがアレに完全対応するのは無理なんじゃないかなぁと思いますし、そうなると、「壁と床があればどこでも設置できる」というメリットは転勤族には嬉しい仕様。窓際以外だいたい設置できるうえに、移動が楽なので、模様替えの強い味方でもある。あと、購入者レビューでも触れられていたが、自転車をかけた状態での安定感は予想以上だった。かなり上手く作っているのでしょう。
日本のメーカーなのもポイントの一つ。こういうの作っているメーカーが日本のメーカーであるならば、地震を考慮しないはずがない!という考え。
仕様上、背の高い家具に分類されますが、タンスなんかと違い、本体が鉄パイプであることと、かける自転車も鉄パイプ(比喩)であることから、背丈に対しての圧迫感は驚くほど少ない。ちゃんと壁面が見え、光が通るので当たり前なのですが、これなら狭い部屋に設置してもそこまで気にならない。全体的に隙間空き空きなので開放感がある。また、引っ越しの荷物になるにしても構成が最小限なので、とてもコンパクトな荷物になる。
今までヨガマット引いて、互い違いに2台並列で保管していた時に比べて、部屋の有効面積が増えたことと、下段の自転車も浮いた状態になるため、床掃除が比較にならないくらい楽になったことを考えると、とても良い買い物だったと思いました。1万円以下でこのメリットならもっと早く買っておけばよかったっ!
ただ、上段の自転車は、確実に手が伸びづらくなる。おろすの面倒くさい。脚立は必須である。
MINOURA(ミノウラ) ディスプレイスタンド [グラビティスタンド2] 壁もたれ式上下二段型
- 出版社/メーカー: MINOURA(ミノウラ)
- 発売日: 2012/05/21
- メディア: スポーツ用品
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