こんにちは。灯です。
この記事を書いている今日は今日は大晦日。そして今年最後のテーマは「スマートホーム」です。
あなたはスマートホームやっていますか?やっていないのならスマートホームについてどう思っているでしょうか?
「アレクサ、電気付けて」でライト点灯して便利!というような感覚でしょうか。
音声操作で電気がつく。これは便利と言えば便利ですが、わざわざスマートホームを導入してやるほど超絶便利というほどのことではありません。
この記事では本当に便利なアレクサの、スマートホームの活用方法について解説していきます。
いくつかのステップで解説を行います。
・複数の機材を組み合わせてできること
そして、本当の便利とは何なのか?という基本的かつ本質的な部分についても触れていきます。
おそらくスマートホームは普及していきます。実際使っていて実感できるレベルで生活が変わり「感動」があるからそう思います。
2021年、みなさんがスマートホームに挑戦してみようかな?となるように構成していますので、今年最後の記事をぜひお楽しみください。
スマートホームで真に便利なのは「勝手にやってくれること」
「アレクサ、電気付けて」
これはこれですごい便利だという話をしましたが、おそらく現時点でスマートホームを導入していない人はこう思っているのではないでしょうか?
「それ、リモコン操作とあまり変わらないのではないか?」と。
これはある意味本質をついています。
そうなのです。これは家電捜査のチャンネルが変わっているだけで本質的には何も便利になっていないのです。 リモコンで操作するか、音声で操作するか。 それだけの差です。
誤解を承知でハッキリ言いますが、「アレクサ、電気付けて」の運用は、スマートホームとしては人感センサーつきの電球以下だと思います。
何故なら、ぜんぜん「自動」じゃないからです。
そうなのです。スマートホームで本当に便利だと感じることとは。本当に感動することとは何か。本当に生活が変わるものとは何かというと、それは「自動」なのです。
逆に自動化までやらないのであればリモコン操作と大差なく、利便性を感じることができない人がいるのは当たり前のことなのです。
人感センサー電球は人を感動させるプロダクト
ヒントは人感センサー付きの電球です。
アレクサやGoogleホーム買う前に、スマートホームの第一歩として人感センサー付きの電球を購入してみてください。
↓人感センサー付き電球はスマートホームと共存できる、補完関係にある神アイテム。
わたしの家はアレクサを中心としたスマートホーム環境を組んでいますが人感センサー付きの電球もしっかりと役割をもって共存しているので絶対無駄にはなりません。保証します。
人感センサー付きの電球を購入したら、
1.玄関
2.トイレ
この2つに設置してみてください。覿面(てきめん)に効果が実感できる設置場所です。
玄関は手がふさがりやすい場所です。自動で明るくなるのはシンプルに便利。 帰ってきたときに自動的に明るくなるのはまるで家がお帰りなさいと迎え入れてくれているように感じ、感動的です。
トイレも同じです。トイレも玄関も「電気の消し忘れ」というストレスが発生しやすい場所。このストレスがなくなるのも大きいです。
当たり前に「電気をつけたり消したりするアクション」が生活から消えます。
最初は違和感があります。電気をつけたり消したりするのは習慣になっていますからね。(我が家では慣れるまで電気のスイッチを間違って切らないようにマスキングテープで抑えていました笑)
普段のちょっとした動作がなくなるくらいなんだよと思うかもしれませんが、実際にやってみるとその考え方は180度変わります。
絶対に「どうしてもっと早くやらなかったんだ!」と思うようになります。(自動で電気が付かないトレイにイラつくことも笑)
そして廊下の電球や洗面所の電球など、人感センサー付きの電球が向いたあらゆる個所の電球を取り換えることでしょう。 安心してください。これは誰もが通る道です笑
なぜこのような動きになるかというと感動するからですね。 じぶんで操作せず、じぶんのために誰かがやってくれるというのは感動することなのです。
ただ便利であるだけではダメなのです。 世の中にはありとあらゆる便利グッズが存在しますが、結局使い続けるものは「感動」が伴うものだけになります。
試しにお手持ちの便利グッズを見返してみると良いです。「感動」が伴うものしか愛用していない筈ですからね。
アレクサ単体でできる自動化例
ぶっちゃけ、アレクサ単体でできる自動化例は多くありません。
理由はとてもシンプルでアレクサ単体だと家電の操作が出来ないからです。 もっと言うと、アレクサ単体でできることは「しゃべること」だけです。
とはいえ、ちゃんと感動できる自動化例はあります。 それは何かと言いますとズバリ。
これです。時報。
ショボい、マジかよと思うでしょうがこれがなかなかバカに出来ないのですよ。
アレクサには「定型アクション」という機能があります。
これで、例えば12時になったら「12時です」としゃべってもらったり音を鳴らしたりするわけですね。
マジでこれだけなんですが使っていない人は損してると言って良いくらい生活を変えてくれる感動があります。
学校や人によっては会社でも採用されるくらいチャイムや時報というのは有益なのです。 誰かが勝手に決まった時間を教えてくれるというのはかなり便利なことなのです。
わたしはこの機能をフル活用しています。例えばこんな感じ。↓
・出勤1分前に音を鳴らしてもらう
・12時のお知らせ
・18時のお知らせ
・22:30のお知らせ
「定型アクション」では曜日の設定もできますから平日だけ、土日だけみたいにすることも可能です。
こうすることで忘れ物を防いだり、遅刻しないようにしているわけですね。
在宅勤務で役立つ時報
12時、18時の時報は在宅勤務をしていた時に役立ちました。 というかもうこれ無しだとやってられないレベル。
集中していると意外と時計って見ないんですよ。 つい休憩取らずに働いてしまう。気づいたら残業時間になっている。 在宅勤務あるあるだと思います。
在宅で働いていると人の動きが無いですからね。じぶんで時計を見るしか管理方法が無いのです。 そんな環境なのでアレクサが、自動で時間を教えてくれることには非常に大きな価値があるのです。
生活リズムを整えるための時報
食事をする時間やお風呂に入る時間で時報を設定するのも良いです。
生活リズムを整えるのに役立ちます。
趣味や仕事に集中していると時間なんて見ませんからね。
あと、これがかなり重要だと思っているのですが、意識から「時間を確認しなくてはいけない」というのを除けるのが強いです。
ちょいちょい時間見なきゃ~~と気を使わなくて良いのですよ。勝手に時報が鳴りますから。
これこそまさに経験しなくてはわからない領域だと思いますが、わたしたちは学校教育や夕焼けチャイムなどで時報に対する親和性があります。
時報ってマジで便利で生活に溶け込んでいて感動するんですよ。
断捨離でどうしてもテレビが捨てられない理由で「朝のニュースが見たいから」というのがありますが、その理由を細かく分析すると「時報」の概念が少なくない割合であります。
人間意外と「決まった時間に決まったアクションが発生する」をトリガーに行動しているもの。 これがじぶんの都合でコントロールできるのはものすごく感動的なのですよ。
アレクサと複数の機械を組み合わせてできること
要するに家電の操作のことですが、ここで一つ認識を改めるとより便利なスマートホームが組めます。
それは何かというと「音声で家電を操作する」という意識を持たないことです。
ちょっと難しいのですが、下にリストアップしたようなアクションをなるべく無くすと便利で快適、感動的なスマートホーム環境を組むことができるようになります。
・アレクサ、電気消して
・アレクサ、エアコンつけて
・アレクサ、エアコン消して
・アレクサ、テレビつけて
・アレクサ、テレビ消して
etc.
要するに単発アクションですね。 単発アクションが悪ということではなく、わたしも使いますが、単発アクションだけでスマートホームを組んでもあまり未来を感じないと思います。
家電の操作は自動化してこそ感動します。
そして、家電の操作を自動化するためには「何がしたいか」を明確にする必要があります。
例えばこんな感じです。
・22:30になるとリビングの照明が自動で暗くなる
・22:30になるとリビングの間接照明が点灯する
・23:30になると全ての照明が消える(完全消灯)
良質な睡眠がとりたいという目的があります。良質な睡眠をとるためには眠る2時間前くらいから照明を暗くして体に寝る準備をさせる必要があります。
そこでアレクサ(スマートホーム)を活用して、毎日自動で、寝る2時間前に照明を暗くさせ、間接照明をつけさせるわけですね。 寝落ち対策として完全消灯の時間も設定しておくと「電気消さなきゃ」という気遣いも不要になりますから、眠ることに集中できるというわけです。
この動きは先ほどの時報と同じく「定型アクション」で設定できます。
これはアイデア次第で無数のアクションが設定できます。
例えば我が家は目覚まし代わりに平日の6:30になるとリビングの照明が自動で点いて、TVが自動でついて、ボリュームを2つ下げて、4チャンネル(今はZIPをみているので笑)に変わるという定型アクションが設定されています。
一時期これを「アレクサ、おはよう」をトリガーにしてやっていたのですが……
こういう音声コントロールをやったことがある人ならわかると思いますが、しゃべりかけて家電を操作するって意外と面倒くさいんですよね。 手の届く範囲にリモコンがあるならリモコンでいいやと思ってしまう。
特にじぶんしか起きない日の朝なんかは声を出すのに気を使ってしまうという事情もあるわけです。
朝から音声認識が不調だと何度もアレクサに指示を出すことになり、あまり良くない1日になることもありますしね。
アレクサ、スマートホームの真価は定型アクションだといっても過言ではないと思っています。
スマートホームでできることを広げるアイテム群
ここからはスマートホームの可能性を広げるアイテム群についてお話していきます。
アレクサなどのスマートホームは家電が操作できるようになると便利さや感動度合いが飛躍的に向上します。
電化製品とは生活を便利に変化させ感動をもたらしてくれるもの。 これが自分好みに自動化できるわけですからね。
1台目のスマートリモコンとしておすすめな「マジックキューブ」
もとからスマートホームに対応している電化製品もありますが、既存の家電をすべて買い替えるのは大変です。
なのでまずはスマートホーム対応の学習リモコンを買いましょう。
↓1台目はこれがおすすめ
個人的に、最初の1つはマジックキューブがおすすめです。
温度センサーなどが付いておらず、非常にシンプルな作りですが、シンプルゆえにわかりやすく最初の1つ目向きです。値段が手ごろなのも良いですね。
もうひとつ、とても大きな、マジックキューブならではのメリットがあります。それは何かというと「見た目」です。
マジックキューブはいわゆる学習リモコンです。 これに手持ちのテレビのリモコンやエアコンのリモコン、照明のリモコンを学習させてスマートホームで家電を操作するのですが、仕様上 このマジックキューブを隠すことができません。
マジックキューブから赤外線を飛ばして家電を操作しますから、常に見えるところに存在し続けるわけです。 だからこのデザインは非常に優位性があるのです。
スマートホームをより発展させていきたくなったら温度センサーや人感センサー付きのリモコンを買い足せばOKです。
↓多機能センサー付き(ちょっと上級者向け)
あまったマジックキューブは無駄になりません。 おそらく2台めのアレクサとともに寝室などに設置されることになると思いますので。
スマートプラグはリモコンのない家電を操作するために使うもの
手持ちの家電全てにリモコンがついているわけではありません。 そんな時に役立つのがスマートプラグというアイテムです。
スマートプラグとはアレクサと連携して電源をON・OFFさせる単純な機能をもつプラグのことです。
とはいえ、これだけじゃイメージわかないと思いますのでわたしの家で使っている具体例を出します。
わたしの家では主にサーキュレーターと間接照明をコントロールするのにスマートプラグを使っています。
我が家のサーキュレーターと間接照明はリモコンがなく、スイッチを入れると動く、スイッチを切ると止まる昭和の家電みたいなアイテムです。
これは通電していると動き、通電していないと動かないということでもあります。
だからサーキュレーターと間接照明の電源を入れてスマートプラグに刺しておけば、スマートプラグのON・OFF(通電する、しない)で機械のコントロールができるわけですね。
スマートプラグはアナログ家電を最新家電のようにしてくれる神アイテムだと思っています。
そして、やや裏技的な使い方なのですが、電源タップなどをスマートプラグに接続すれば複数の機械のON・OFFが1つのスマートプラグで管理できます。
タイマーや予約機能のない扇風機や照明にこれら機能を付加したり、スマホで操作できるようになりますからかなり便利かつおトクなアイテムです。
上位モデルと下位モデルの差がタイマー機能やスマホ操作機能だけの家電であれば、スマートプラグとの組み合わせで再現できるので、下位モデルを買っても上位モデルと同じ運用が可能になるケースがあります。個人的には差額でスマートプラグを買ったほうが汎用性が高いと思います。
自動化すると本当に感動するから試してみて!
・複数家電を同時に操作する
設定や工夫次第でどんどん便利に快適になっていくのがスマートホームの面白いところです。
みなさんの2021年が便利で快適な年になりますように。 そして、この記事が少しでも役に立てばうれしいです!
よいお年をお迎えください!
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