今使っているミニコンポがそろそろ15歳になるので、その前にちょっと思うところを書き残したく。
まずは手持ちの機材のご紹介。
メーカー:ONKYO
モデル :FR-V77
発売日 :2000/9/7
定価 :63,000円(税抜き/当時税率3%)
昔々、それこそ高校生のときにアルバイト頑張って買ったモノですね。このときの自分の選択眼を改めて褒めてあげたい!
今でも、一部マニア(オークションでジャンクを落札して修理したりする層)に愛を注がれているモデルでありますが、私個人も同様に愛を注いでいます。
というのも、これの先代として使っていたコンポがラジカセレベルであったので、「同じ音源でこんなに良い音が出るんだー」と感動し、そのままずるずる14年。よくよく考えると、自分自身の生活用途と品物自体がすごいいい感じでマッチングしたんだなぁと。
CD音源を、そこそこの良い音で聞く。
そして14年。この年月こそ、この機能を必要十分に満たしたという証左。コレである。
自宅で、良い音で、音楽を楽しみたい。だれもが思う欲求。しかし、オーディオ関連で調べていくと、100万円を越える記述も少なくない。そして、行き着くところは「部屋」等に代表される環境整備である。
普通、一般人として、実用レベルで突き詰めたら、音楽を聴くためだけに部屋を割り当てる余裕は無い。となると、設備に何百万をかける意義がなくなる。手持ちの機材のポテンシャルを最大限引き出したいと考えるのが人情だからだ。そして、音響機器、特にスピーカ等に関しては、アナログである面が強く、最新の高額商品が最大のパフォーマンスを果たすものでは無いときている。自室にちょっと設置して、ワンランク上の音を楽しむのであれば、こういうのがベストチョイスではないかと今尚思う。それ以上の音を楽しみたいのであれば、環境改善しなくてすむヘッドホンに頼ればいいだろう。
ああ、あのタイミングで買っておいてよかった。
当時の6万円は、そのときの身分(高校生)を考えると決して安くは無かったが、14年も常用できていればモトは取れているだろう。その間、毎回、6万円分のサウンドを楽しめたのだ。そして、完全に壊れて動かなくなるまで買い換えることは無いだろうという事。これから先、完全に壊れるまでの間、丸儲けである。
見た目もイケメン。流石に、よる年波には勝てなかったのか、CD開閉部分のゴムベルトが壊れたり(修理済み)、MD読み込まなくなったり(未修理)調子は悪いものの、CD再生に何の問題もない為、ばりばり現役である。こんどどこかが故障したら、中あけてMD読み込み不良の修理に挑戦してみようという楽しみもある。※でも多分、直しても使わないと思うけど。
なんで今回記事として取り上げたかというと、環境変化を予定しているからである。時代の変化からか、あまりCDをかけなくなったのだ。設置スペースもそれなりだし、なにより、愛着のある機会をもっと活用したいという思いがあり、機能拡張を予定しているのだ。引越しもあるので、ちょっと本気で清掃しようかなぁと考えているというのもある。
具体的に、今、ほぼPC、それもノートPCから音を出す生活となっているのだが、ニコニコ動画やユーチューブなんかでボーかロイドの楽曲を聞き流すとき、もうちょっといい音で聴きたいなぁと思うようになってきたのだ。で、せっかくある設備を活用しようと。
というわけで、PCとミニコンポを無線でつなげて、PCの音響出力を全てスピーカーでやってしまおうと計画中。既に機材は購入しており、届くの待ちなので、上手く出来次第、シリーズものの記事にして行こうと思っています。
↓今買うならこんなんが良いなぁ。
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
コメント