Panasonic 衣類スチーマーを買ったらヤバイ革命的だった( NI-FS360-K)

最近買ったもので最も革新的なアイテムだった。

アイロンとも競合しない。無駄にならないという解説。

むかーしむかし、この手のアイテムを持っていた時期があったんですよ。でも1～2回しか使わなかった。しょぼかったのだ。「正直、これならアイロンかけたほうが早い」と。そういう経験があったので、本品も買うのをためらっていた。しかし、CMが効果がありそうな感全開だったのと、なによりそのCM自体が面白かったので試しにと買ってみた。で、結局冒頭の感想を抱いたわけである。

この時期のお悩みであるパンツ（ズボン・スラックス・トラウザーズ）のひざ裏のしわ。これがわずか数分で･･････

すっきりしわを伸ばすことが出来る。CMに偽りなしのスチーム量がある為、かなり早く、なおかつ効果的にしわが取れる。

昔買った同様の商品では粉（たぶんナトリウムだったと思う）を別途用意しなくてはならなかったのだが、本品は水だけで機能するのが良い。ランプが点灯すれば使用可能となるのだが、1分とかからない。連続使用5分とあるが、スーツ１着に5分もかからない。必要十分である。この時期のアイテムは生地が薄く、それゆえにしわがつきやすいものであるが、これだけインスタントに活用できるのであれば毎日の使用に躊躇（ちゅうちょ・ためらい）無く運用できる。

水からなるスチームであるという事が最大のメリットであり、しわ取りのほかに臭い取りとしても活用できる。タバコ、焼き肉等の、服についた臭いを水蒸気で除去できる。某消臭スプレーよりも生地に優しく逆に生地のリフレッシュ効果が期待できるので、長い目で見れば洋服ブラシ同様、「モトが取れる系のアイテム」であると言える。

もう一点良いと思ったのが、ジャケットの「袖」部分のしわがとりやすい事である。この時期、どうしてもジャケットを脱いで、腕にかける機会が多くなり、そうなると折り曲げている部分、尚且つ、自分の腕とも接する部分にしわがつきやすい。そして、腕の部分は「筒」になっているのでアイロンがけが難しい。この部分をひっぱりながらスチームを当てるだけでしわがとれる。「立体」であるジャケットやおしゃれ着に適したケアアイテムであると思う。

いろいろ種類があるようだが、買うなら最新の、スチーム量が最も多いものを買う事をすすめる。スチーム量は作業効率と直結する。作業が素早く終わる為、時間の節約になるし、目に見える効果があったほうが続く。何より、仕様上、使用中は暑い為、とっとと終わるに越したことは無い。

あとこういうスラックス専用ハンガー（かけるタイプじゃあなくてはさむタイプ。クリップできるタイプ。）があるととても捗る。

と、良い事ばかり書いてきたが注意点もある。これをシャツのしわ伸ばす目的で「アイロンからの乗り換え」を主目的とするならたぶん、アイロンのが効率よいと思う。一気に複数枚数のしわ取りをしようと考えているなら特に。確かにしわ取り能力はあるが、基本となる「有効面積」がどうしても小さい為、でっかいアイロンのほうが早く終わる。あと長々やってると暑くてたまらないと思う。あくまで緊急用として、「やべぇ、アイロンが当たっているシャツが無い！」朝とかに効力を発揮すると思う。逆に保険的な意味合いでのシャツ用と考えるのならば満点である。

ちょっと高いなぁ、安いのから試してみようかな？と思っていたが、洋服ブラシの時に同じ失敗をしているので最初から一番良いものを買った。結果として満足じゃ。