内勤限定ではあるものの、「社内サンダル履き」はまさに「特権」と言って良いメリットがあると思うので解説します。
【社内サンダル履きのここが素敵】
①靴が傷まない
②通気性が確保されるため、足に良い(足の臭い問題の抜本対策になる)
③選択の自由がある(別に革靴履いててもOK)
メリット盛りだくさんのため禁止している会社は直ちに解禁するべきだと思う。これを「特権」とした理由は③の選択の自由があるから。これにより完全上位互換となる。まさに特権。デメリットが無いわけでもないが、「見た目が微妙」くらいな上に、革靴を履き続ける自由がある以上、デメリットなしと言っても良い事なのだと思う。
そこでビルケンシュトックである。会社での労働時間はだいたい8時間が一般的であると思う。休憩時間を含めると拘束9時間。残業する場合は10時間拘束を超えることも珍しくない。この長時間、どうにか活用できないものか?と考えると「健康サンダル」に視線が集まる。しかしまぁ、健康サンダルはダサい。
いくら室内履きとはいえ、これはちょっと・・・・・・。となると、機能とデザインを兼ね備えたものがほしくなるのが人情というもの。そこでビルケンシュトックである。
その佇まいはファッション誌などに登場するほど。おしゃれ感MXAである。それでいて「人間工学」「ドイツ」等、心をくすぐるキーワードにあふれている。まさに最強のサンダルである。 ビルケンシュトックのモデル名(デザインごとの名前)が各都市の名前となっているセンスも粋なものであるが、こと「社内履き」を想定した場合、何を選ぶべきか?という楽しい悩みがある。
私は「フロリダ」という3本ストラップの製品が社内履きに最も適していると考え、実際に買い、3年使ったのでその考えと感想をまとめてみる。
まず社内で使うサンダルはつま先が覆われていないものを選ぶべきである。これは実体験を伴う結論である。つま先クローズタイプのほうが格好いいと思っていた時期があり、実際にビルケンシュトックの「ボストン」という製品を使っていた時期があったが、蒸れる。革靴よりはマシだが普通に蒸れるためサンダルを履くという事の、大きなメリットの一つが台無しになってしまう感がある。せめて「チューリッヒ」くらいだろう。
基本的に「長期・長時間」着用することを忘れてはならない。ストラップタイプだと私の選んだ「フロリダ」と「アリゾナ」が候補になると思うが、フロリダを選んだのはストラップが3本あり、より細かいサイズ調整が可能だったことと、靴屋にアリゾナタイプ(アリゾナ風)のアイテムが氾濫していて辟易していたためである。この2アイテムであれば機能的には大差ないと思うので、好きな形、素材をチョイスすればよいと思う。
選択肢に「クロックス」もあったが明確に「健康サンダル」を謳っていたビルケンシュトックに強くひかれた次第である。 ちなみにビルケンシュトックは歴史のあるブランドで情報が多く修理も効くのが強み。
室内履きメインとはいえ、お昼に靴履き替えるの面倒で買い物とかで使用して3年。かかと部分がすり減ってしまったが、リペア会の巨人「ミスターミニット」で1時間、2800円でこの通り。
きれいに直してくれた。修理がきくこと、長時間履くこと、長期間履くこと、足の健康のためと、いろいろ考えると投資してももとが取れるアイテムなのではないかと思う。
正直、クロックスの安さは魅力的だと思う。安いショップなら今回の修理代で1足買えますし。しかしながら「良いものを修理しながら長く使う」という革靴的楽しみ方と足の健康(履き始めはマジで痛い。徐々に痛みを感じなくなる過程で健康になっているのかなー?と思える)というメリットは無視しがたく、社内サンダル履きに使用するサンダルは「ビルケンシュトックが良い」という結論になりました。
※注意:スーツとビルケンシュトックが合うという話ではありません。
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