PRESSo(プレッソ)という財布を買って、使ってみて。ちょっとだけ、生活が変わりました。自分にとって非常に良いモノだと思いました。何故そう思ったのかを解説します。
1.財布について考える
以前、財布に対する考え方をまとめたエントリを書きました。
今使っている財布自体に大きな不満があるわけではないのですが、なんとなくしっくりこない。なんかしっくりくる財布は無いものかと考え、財布を買い替えていく事で、だんだんと自分にとっての理想の財布が見えてくるようになりました。
2.理想の財布の条件
様々な財布を使いました。二つ折り財布、長財布、札入れと小銭入れのセット運用。 小銭入れも、馬蹄型、折り紙のように革を折ったもの、シンプルに2枚の革を縫い合わせてスナップボタンで留めたもの。 真剣に財布について考えながらいろいろ使っていると、だんだん自分が財布に求める条件が明確になってきます。
・可能な限り小さいこと
・小銭入れがついていること
・おしゃれであること、スーツスタイルでも問題なく使えること
・可能な限り金属パーツを使用していないこと
長財布は自分の使い方だとその大きさはメリットよりも持ち運び不便のデメリットのほうが大きかったです。小銭入れは必要でした。おしゃれさも重要です。特にスーツスタイルに合う事は重要です。金属パーツは個人的なこだわり条件みたいなものです。スナップボタン付けると、その部分に厚みが出たり、スナップボタンの後がついたりするじゃないですか。これが好みでは無い事と、ポケットに札入れしまうときに札入れの金属部分がポケットと擦れて生地が傷んだりしたことがあったためです。
3.なんでPRESSoなのか?
クレジットカードや運転免許証を携行する限り、最小サイズはカードサイズになると考えられます。その上でスーツにも合うレザー製。これだけなら革製のカードケースが条件を満たすのですが、これに小銭入れの条件を加えるとほとんど選択肢が無くなります。しかし、一応選べるくらいの候補は有りました。アブサラス、ベルロイ、プレッソです。では、なぜPRESSoを選んだか。
・アブサラス → スナップボタンがある
・ベルロイ → 内張りがファブリック
金属パーツ無し、ぱっと見名刺入れにしか見えないシンプルさ、フルレザーの高級感を好んだという事です。ちょっと良い値段がしますが、コンセプトを考えると必然的に、革はなるべく薄く作る必要がありますし、カード入れの余裕も精密に作りこむ必要があります。値段が高くなる理由が明確なので納得感がありました。この辺りはクラウドファンディングでやっているだけあって非常に良い差別化だと感じました。
4.ちょっと生活が変わった
札入れ&小銭入れの運用だった時と比較して、明らかに小銭の発生を避けるようになりました。特に顕著なのが自動販売機で買い物をしなくなったことです。 名刺入れサイズの財布ですからポケットに収納してもシルエットに響きにくく、スタイルが良く見えるようにもなりました。何よりも「必要なモノだけ」というシンプルな状態を自然と保ち続けることが出来るのは、自分の価値観にとって非常にポジティブな状態なので、これが何より大きなメリットです。
いつの日か、完全なキャッシュレス時代が来て。気持ちよくこの財布から卒業できるその日まで。このフルレザーの財布を大事にケアして使い続けようと思います。
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