こんにちは。灯です。
シャープの加湿器付き空気清浄機にリステリンや次亜塩素酸水を入れる運用をずっと続けていたのですが、もっと良い方法があったのでやめました。
もっと良い方法とは、ずばり「フィルター交換」です。 というのも、フィルターの購入方法を再検討して普段の手間やリステリンなどのコスト計算をした結果、フィルターの交換がいちばん手間なく安い計算になってしまったのです!!
なにより新しいフィルターに交換するとすごい気分が良いです! 爽快感ハンパ無いです! めちゃスッキリします! この感動をお伝えしたい!!!!
どうして空気清浄機にリステリン入れることになったのか
そもそも「シャープの加湿器付き空気清浄機にリステリンを入れる」目的は何だったのか?を見直してみましょう。
1.加湿器の嫌な臭い対策
2.新しいものを買いたくない、モノを増やしたくない
この2つです。 家にあるもので加湿器の臭い対策を行いたいというのが趣旨です。
加湿器にリステリンを入れる。 確かに嫌な臭いに対する効果はありました。これは間違いありません。 ですが、1年、2年と使い続けているうちにデメリットが明確になってきました。
加湿器にリステリンを入れるデメリット
加湿器にリステリンを入れるメリットについては明確に1つです。いやな臭い対策ですね。
ではデメリットはないのか? デメリットがあるとすれば何なのか。 やってみて実感したデメリットをまとめてみましょう。
1.加湿器からリステリン臭がする
2.加湿器内部に色がつく(洗えば落ちる)
3.フィルターがべたつく(洗えば落ちる)
4.メーカーの保証対象外になる
5.ランニングコストが高い
5つもデメリットがありました。
リステリンを加湿器に入れると「加湿器が壊れてしまうのではないか?」と不安になると思いますが、これは意外に大丈夫でした。実際に何年もやり続けましたが、現在も快調に動いています。
それ以外のデメリットを解説していきます。
加湿器からのリステリン臭
別にリステリンが臭いというわけではありません。 清涼感のある、どちらかといえばよい臭いだと思います。
ただし、リステリンがルームフレグランスに適した臭いか?と問われれは、個人的には違うんじゃないかな?と思うわけです。
これは次亜塩素酸水を入れたときも感じていたデメリットです。次亜塩素酸水のときは消毒液臭い!って感じでしたが。
がっつりリステリン臭がするわけでもなく(そんなに入れないですからね)、「なんだか気になる」くらいだったのですが、リビングにルームフレグランス(竹製の棒をいっぱい刺すおしゃれなやつ)を置き始めたくらいに気になるようになりました。臭いが合わないのですね。
いちど気になり始めるともうダメですね。いつでもどこでも歯を磨いている気分。
ダメってわけではありませんが、個人的にリラックスできる香りとは思えず、むしろ覚醒する系の香りだったのでコレをデメリットととらえました。
加湿器内部に色がつき、フィルターがべたつく
リステリンを使ったことがある人ならよくわかると思うのですが、リステリンって意外と粘度が高いです。
あと、色がついた液体でありますから水を受ける内部タンクやフィルターに色がつきます。
色もべたつきも洗えばきれいに落ちるレベルですし、これが原因で空気清浄機の調子が悪くなるとかは、わたしの環境では発生しませんでしたから気にしなければ良いのですが、あまり気分が良いものではありません。
メーカーの保証対象外になる
メーカーの保証対象外になるのは確実でしょう。 どう考えても「メーカーが想定していない使いかた」ですから。
やるなら自己責任!ってことですね。
これも気分の問題ですが、どうせなら保証対象内に居たいというのが人情と思います。
ランニングコストが高い
後で詳しく説明するのですが、社外品のフィルターが買えるようになったので、リステリンとのコスト差がほぼでなくなってしまったのです。
というのもリステリンって地味に高いのですよ。 1本千円くらい。 Amazon価格でも近所のドラッグストアでもだいたい1本千円くらいが相場です。(チラシ&クーポン使えばドラッグストアのほうが安いですが、それでも800円台後半~)
シャープの空気清浄機の加湿用フィルターの値段ってご存知でしょうか? ネット通販だとその時々で金額が変わるので下のリンクで確認してほしいのですが、だいたい2,500円くらいです。(下のリンクは最安値の1,700円のもの。主流は2,500円くらい。)
Amazonなどで純正品を買う場合、コストメリットが出るのですが、この加湿用フィルターって社外品が存在するのですね。
一応、リンクをはっておきますので詳しい情報はこちらを参照して欲しいのですが(Amazonでは買えないです)、社外品、互換用フィルターなら純正品の半額で入手可能です。
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純正品が2,500円ですから、半額だと1,250円。 1シーズンで加湿器にリステリンを1本入れると考えるとそんなに価格差が無いのです。
リステリンや次亜塩素酸水を加湿器に入れ続てても、フィルター交換が不要になるわけではありません。あくまで臨時の臭い対策。 何れはフィルター交換しなくてはなりません。
そう考えると、この値段でフィルターが手に入るのならシーズン毎に交換するほうが手間なく安上がりだろうという判断になり、加湿器にリステリンを入れるのをやめたのです。
シャープの加湿機能付き空気清浄機を良好に保つコツは早めのフィルター交換と水の入れ替え
このような変化がありましたので、現時点でわたしが思うシャープの加湿機能付き空気清浄機の状態を良好に保つコツをまとめます。
1.水は継ぎ足さず、全交換する
2.シーズン毎にフィルター交換を行う
それぞれ詳しく補足します。
水は捨てて、入れ替えることを心がける
シャープの空気清浄機は水の入るタンクが大きいのが特徴です。
それゆえ、水の継ぎ足しをする人がかなり多いと思いますが、多少面倒でもタンク内の水を全部捨てて、新しい、新鮮な水に入れ替えたほうがフィルターが長持ちします。
どうしてわざわざこんな面倒なことをするかというと、水道水に含まれる塩素を有効活用するためです。
「水は水道水を使ってください。」
これはシャープに限らず、ほとんどの加湿器の説明書に書いてあることだと思いますが、どうして水道水と指定されているかというと、水道水には塩素が含まれているからですね。
水道水に塩素が含まれている理由は消毒のためです。
水道水の塩素って人体に影響がないレベルなだけで、微生物(バクテリアなど)には甚大な影響をおよぼすのですね。
わたしは趣味でアクアリウムやっていますが、カルキ抜き(塩素抜き)していない水を使うと水槽内のデリケートな生体は死んでしまいますし、水槽内で有効な働きをしてくれるバクテリアが全滅してしまい、大変なことになります。 そのくらいの影響力がある要素です。
で、この塩素なのですが、これは時間経過で抜けていきます。 ほら、お祭りで金魚すくって、カルキ抜きがない時、1晩汲み置いた水を使って対処することがあるでしょう? アレは時間経過で塩素を抜いているのです。
この塩素を有効活用するために、加湿器のタンクに水を継ぎ足す場合、面倒でもいちど水を全部捨てて、新鮮な、塩素が入った状態の水と入れ替えておくのです。
塩素が入った水がフィルターに吸われていくわけですからフィルターの状態が良く保たれやすくなるということですね。
シーズン毎にフィルター交換を行う
年2回を目安にフィルター交換を行いましょう。
きちんと水を入れ替えていても、リステリンを入れていても、次亜塩素酸水を入れていても、雑菌の繁殖をゼロにすることはできません。
また、雑菌は二次関数的に増殖していきます。 一度爆発的に増殖した雑菌を全滅させるのはすごく大変ですし、フィルターを長く使うとカルシウムが結晶化してしまったりでメンテナンスがものすごい大変です。
フィルターが高ければ、ものすごい大変なメンテナンスでもやろうという気になりますが、ぶっちゃけこの手のフィルターって洗って再利用というのが設計上想定されていない(使い捨ての設計)ので、きれいにするには限度がありますし、ボロボロになって効果・効率が低下します。
個人的に社外品であろうが何であろうが「安くフィルターが入手できる」というのはものすごい価値があることだと思っています。 やっぱり新品に交換してしまうのがいちばん確実ですし、いちばん効果的ですからね。 あれこれ考える必要もありませんし。
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半分の値段で購入できるということは、同じ費用で年1交換を年2交換にできるということです。
わたしはアトピーもちなので空気や衛生の管理に関しては人一倍敏感です。 だからこそ、リステリンや次亜塩素酸水などを試し続けていたわけですが、2020年冬時点では、この運用こそコスト的にも品質的にも最強だと思っています。
以前の記事のアップグレード版として、ここに情報を記事としてまとめて公開しておきます。
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