こんにちは。灯です。
メーカー品を使っていて「消耗品高い!」って思ったことは無いでしょうか?
プリンタとインクの関係や電動歯ブラシと替えブラシの関係がわかりやすいですね。インク高すぎ、替えブラシ高すぎ問題です。これが嫌でやめてしまった人も多いのではないでしょうか?
で、ですね。「互換品」というものをご存知でしょうか?というのが今回の記事の趣旨になります。
この記事では互換品についての考え方と、互換品という選択肢についてまとめています。 合わせて、ぼくが実際に買って使ってみて良かったと思った互換品と後悔したと思った互換品について詳しくまとめます。
互換品知らない人にとっては新しい価値観で楽しいと思いますので、ぜひ見ていってくださいね。
互換品とは、公式以外が出している同等品のこと
そもそも互換品とは何かというと、公式以外が出している同等品のことですね。
プリンタのインクがわかりやすいですが、インクカートリッジに再注入できるやつが売っていますよね?(しかも100均で買えてしまうという!)あんな感じのやつです。
・プリンタのインク
・電動歯ブラシの替えブラシ
・空気清浄機のフィルター
・電化製品のバッテリー
このように、主に消耗品で多いです。
互換品は、原則として有名メーカー品にしか存在しない
原則として互換品は有名メーカー品にしか存在しません。なぜなら、有名メーカー品でないと数が売れないからですね。
互換品自体堂々と販売されているカテゴリではなくスキマ産業的立ち位置なので、これを無名メーカー品でやっても売れないから。シンプルな理由です。
ちなみにぼくが有名メーカー品(フィリップスとか、シャープとか)好きな理由はまさにこれです。
パイ(規模)が大きいから互換品などの選択肢も豊富で、入手しやすく情報も多い。
互換品って基本的に保障ありませんから情報の多さは重要です。買っても使えなかったら意味無いですもんね。
ぼくは節約家なのでモノを買うときにランニングコストをしっかり調べる系の人です。 だから互換品が存在するか否かはそのモノを買うか否かの判断に影響するくらい大切な要素と思っています。
買ってよかった互換品 ベスト3
ここからは実際に買ってよかったと思っている(継続購入し続けている)モノを紹介します。
ポイントは2つ。
・正規品を買うよりも安いかどうか
・正規品と同等程度の使い勝手かどうか
値段は重要ですね。正規品のほうが安いなら正規品買いますもの。 使い勝手も重要。 値段相応ならゃっぱり正規品買いますからねぇ。
コレ、当たり前の基準っちゃ当たり前の基準なのですが意外とコレ満たすものって少ないんですよ。 けっこう色々買ってますが、本気でおすすめしたいと思えるレベルってなるとかなり数絞られます。
フィリップス ソニッケアーの替えブラシ
コスパ最強の互換品と言えばコレ。 電動歯ブラシの替えブラシですね。
個人的な意見ですが、互換品まで含めて考えるなら無名メーカーの電動歯ブラシ買う理由がないです。
この互換ブラシの何が良いかというと圧倒的なコスパですね。Amazon価格で比較するとこんな感じ。
・4本セット 4200円 / 1本あたり 1050円
【互換品】
・8本セット 1695円 / 1本あたり 212円(端数切り上げ)
価格差約5倍ですよ。
というかですね、よく考えてみてほしいのですが。こんなもの(失礼w)が1本千円もするはずないでしょう。 普通の歯ブラシが100円~、高くても500円くらいでしょう? 歯ブラシに500円も出せば相当良いモノ買えますよ。
ランニングコストが高いと何がダメかというとケチってしまい、交換時期が長くなってしまいがちなのですね。
歯ブラシで大切なのは早期交換です。これは電動歯ブラシでも普通の歯ブラシでも同じ。毛先が開ききる前に交換しないとブラッシング効率が格段に悪くなります。
1本千円もする替えブラシをほいほいと交換できますか?って話ですよ。
それが、この互換品なら1本あたり200円くらいで済むわけです。
この200円という数字がポイントで。普通の歯ブラシと変わらないくらいの値段ですから早期交換実行しやすい値段なのですね。
ちなみにフィリップス公式では3か月をめどに交換してねと言っています。普通の歯ブラシがだいたい1か月交換を推奨していますからそう考えると普通の歯ブラシとあまり価格差無いよと言いたいのでしょうが、互換品まで含めて考えると互換品のコスパがより圧倒的になるわけです。
使い始めは安かろう、悪かろうを覚悟していましたが普通に使えます。 個人的に正規品との差は感じません。
ちなみにぼくは定期的に歯科検診に行く人です。歯医者でも毎回きれいに磨けていると言われているので、実感レベル&プロ視点でも問題ないということですね。
これはマジでおすすめの互換品です。
マキタ スティック掃除機のバッテリー
これもおすすめ。 マキタの互換バッテリー。
スティック掃除機ってダイソンかマキタかで悩む人おおいと思うんですが、バッテリー交換考えたら1000%マキタ。
そもそもマキタの掃除機のバッテリーはマキタの掃除機専用品ではないのですよ。 マキタは電動工具のメーカーで、共通のバッテリーを採用しているので。 だから互換品が存在しますし、互換品の種類も豊富。
バッテリーって容量があるので、うまくすると購入時よりもスペックアップすることもできてしまうくらいです。
マキタの掃除機購入時にいろいろな種類から選ぶのですが、互換バッテリーまで視野に入れて考えるならバッテリー容量は無視して大丈夫です。むしろ、バッテリー容量アップ分のコストを他の付属品コストに割いたほうが満足度高いです。 バッテリーって正規で買うとすごい高いので。(半分~三分の一くらいがバッテリーの値段です)
マキタ掃除機のおすすめの買い方は、バッテリーがへたってきたら互換バッテリーを追加で買うこと。追いバッテリーです。
バッテリー2個になりますから使いまわしできるので、連続使用時の充電まちからも解放されますよ。
これもけっこう価格差エグイアイテムです。
・1個 1.5Ah 5470円
【互換品】
・1個 3.0Ah 2299円
Ahは容量のことです。要するに、倍の容量が半額で買えるということです。
バッテリーがへたってきた掃除機を使ったことがある人ならわかると思いますが、バッテリーのパワーって吸引力に直結します。
個人的にスティック掃除機のバッテリー交換しやすさが重要だと思っている理由はココにあります。 掃除機って吸引力が超大事なので。 購入した時点の吸引力はダイソンのほうが強くても、吸引力の維持ならマキタのほうが良いと思っています。面倒な手続きも無いですしね。
ちなみにバッテリー系は互換品にしては珍しく保証があるものが多いです。こうなると、正規品を選ぶ意味がわからないレベルですね。
アイロボット ブラーバのバッテリー
マキタの掃除機もそうですが、この手の電化製品って電化製品自体の寿命よりもバッテリーの寿命のほうが先に訪れます。
使っていて微妙に感じる部分もバッテリー交換したら良くなるなんてことザラにあります。目に見えて動きが変わりますからね。 稼働時間もパワーも購入時なみに戻りますから。
基本はマキタの掃除機と同じ高価なので価格差出しておきます。
・1個 2.0Ah 9020円
【互換品】
・1個 3.2Ah 2499円
バッテリー系は価格差エグイですね。容量増えているのに値段が安いのが当たり前みたいです。
バッテリーの元気度合いで1回あたりの稼働効率(ブラーバ大先生の働き度合い)が大きく変わりますし、バッテリー系は自然放電(自然劣化)が避けられないので1年~1年半くらいでの交換が理想的。
(マキタもそうですが)バッテリーが高いと本体買い替えたほうが安いカモ……と思ってしまいがち、そこで手が止まってしまいがちになってしまい、本来の性能を活かせないままダラダラ使い続け、微妙な感じになりがちですが、この値段なら定期交換して性能を維持するのが現実的です。
これが、値段の安いうえに性能も良い互換品の、最大のメリットだと思っています。
買って後悔した互換品 ワースト1
ほとんどの互換品は「すごくよかった」か「普通(特筆するまでもない)」のどちらかなのですが、1点だけ買って後悔した互換品がありますので紹介しておきます。
シャープ 加湿機能付き空気清浄機の加湿フィルター
先に言っておきますが、こればぼくの家の環境が悪さしている可能性があり、製品自体がダメって決まったモノではないということです。
でももう買わない。 若しくは買うとしても正規品買うって決めています。 シャープの加湿フィルター互換品。
どうしてワーストかというと、カビの温床になってしまったからです。 コレ今度単独で記事にしますが、たぶん月一回以上の定期交換必要なやつだと思いますよ。コレ。
・1個 2345円
【互換品】
・1個 1258円
倍の価格差があっておトク感はすごい良いのですが、抗菌対策が微妙なのか、すごいカビがはえてしまいました……
必ずしもこの互換品のせいではないと思うのですが(ほかにも加湿器を稼働させていたので、過剰加湿が原因の可能性もあります。ただし、湿度60%を超えるタイミングは無かったです)、今まで純正品を使っていた時では見たことがないくらいヤバイ感じになってしまったので。
個人の体験談からおすすめできなくなってしまいました。
互換品という選択肢を賢く使っておトクな生活を楽しむ
失敗したりもしましたがやっぱり互換品という選択肢は魅力的だと思っています。
そのモノの性能維持のためには消耗品類の定期的な交換は必須です。 消耗品の値段が安ければ消耗品交換のハードルは大きく下がります。
いくら正規品で固めていても、へたった消耗品で使い続けていては本来の性能は発揮されておらず、安物を定期的に買い替えるのと同じレベルの満足度に落ち着いてしまうでしょう。
「選択肢を持つ」ことが重要なのです。 正規品を買う選択肢と一緒に、互換品を使うという選択肢も持つということです。 その時々の状況に合わせてじぶんに合う選択をすればいいのです。
互換品という選択肢を持つためには互換品という存在があることを知らなければいけません。
この記事を最後まで読んだあなたはすでに「互換品」という選択肢を持てています。
情強っぽい感じがしてなんか良いじゃないですか! ほかに、ぼくが知らない良い互換品見つけたらぜひ教えてくださいね!!!
コメント