こんにちは。灯です。
4月から新たに社会に出られる方、おめでとうございます。
テレワークが多くなってきたとはいえスーツを着て出社するという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は元スーツ販売員のぼくが周りと確実に差をつけることができる裏技を紹介します。
具体的には洋服ブラシとシューキーパーを買いましょうという内容です。 この2つはこの2つにしかできない事があり、それが差につながります。
そのうえ、早く導入すれば早く導入するほど、洋服ブラシとシューキーパーを買った費用が取り返せるという性質があります。
どういうことか、詳しく内容を見ていきましょう!
洋服ブラシが必要な理由は、日常的にスーツをケアできる唯一のアイテムだから
洋服ブラシが必要な理由はズバリ「日常的にスーツをケアできる唯一のアイテム」だからです。
スーツ初心者の方がしがちな勘違いなのですが、洋服ブラシ=毛取りではありません。
コロコロを使って学生服についた毛を取ったことがある人は多いと思いますが、洋服ブラシの役割はコロコロとは異なります。
・スーツ表面についた毛やほこりを取り除くこと
・スーツ表面の毛の流れを整えること
洋服ブラシの役割はこの2つです。
スーツは平面ではなく立体でできています。 たくさん植毛された毛が立体に上手く入り込んでほこりを払ってくれるのですね。
あわせてスーツ表面の毛の流れを整えてくれます。
実はスーツが破れたり壊れたりして買い替える人はほとんど居ません。 スーツを買い替える理由のほとんどが「くたびれてきた」からです。
くたびれるとはどういうことか? 何となくテカってきてヨレヨレになってくることですよね。
これは生地の目詰まりと、生地の圧縮が原因になります。
生地にほこりが目詰まりして生地の呼吸が妨げられたりしてスーツがヨレヨレに見える。
スーツを着ているとどうしても生地を押し付ける場所ができてしまい、押し付けられた場所の毛が寝てしまって光を反射、テカってしまうわけです。
洋服ブラシはこの2つの原因に対する回答です。
洋服ブラシを使うことでスーツを良い状態で長く着続けることができるようになるのです。
洋服ブラシをかけるとスーツが長持ちする
洋服ブラシを使えばスーツが長持ちしますから買い替えのスパンを長くすることができます。
2年に1度買い替えていたものが3年に1度に伸びるだけでかなりの節約効果が見込めます。
スーツは高いですから洋服ブラシの代金ぐらいならこれだけで取り戻せてしまうほどなのです。
洋服ブラシが無いと良い状態を保てず清潔感を損なってしまう
洋服ブラシを使うことで毛の流れが整います。 良い状態が維持できるということです。
これは見た目に強烈に作用します。 いわゆる「清潔感」です。
テカリ始めたスーツで清潔感を演出するのは無理があります。 かなりの確率で気づかれますからね。
清潔感を無視すればスーツが破れるまで着続けることができますが、どうしてスーツを着るのか?ということを考えれば無意味、それどころか逆効果であることが理解できると思います。
スーツを着るなら清潔感を保たなくてはならない。 そのために洋服ブラシが必要である。 こういうロジックです。
洋服ブラシは江戸屋の万能ブラシ1本で十分
洋服ブラシは安いモノだと千円くらいから、高額商品で2万円をこえるものまでラインナップがあります。
ぼくは元スーツ販売員、プロなので価格帯別の洋服ブラシを買って持っています。 使い比べて個人的な結論を持っています。
中価格帯の江戸屋の万能ブラシで十分です。
洋服ブラシ自体がそうそう壊れたり使用不能になるモノではありませんので、コレで一生大丈夫です。
高いものは高いなりの価値と満足度がありますが、江戸屋のブラシがいちばんバランス良いです。江戸屋のブラシで不満を感じるようならステップアップしていけばよいと思います。
このあたりは詳しく語り始めると超長いので(大好きなんですよw)、以前書いた比較の記事を貼っておきます。
シューキーパーが必要な理由は靴の形を維持できる唯一のアイテムだから
次にシューキーパーですが、シューキーパーが必要な理由は靴の形を維持できる唯一のアイテムだからです。
ジャケットを脱いでハンガーにかけず、ソファに放置していたらどうなるでしょうか? ジャケットにしわがつき、ジャケットが型崩れを起こすでしょう。
靴も同じで、靴を履いたあとシューキーパーを入れて形を整えないとどんどん変形していってしまうのです。
靴はからだの先端に位置する超目立つアイテム。靴がきちんとしていないと全体がきちんと見えない
スーツスタイルでもカジュアルスタイルでも靴の重要性は語られつくしています。
どうして靴が重要か? 理由はシンプルで体の先端にあるからですね。 人間は3次元で生きています。動きますから視線もひとところに定まることはありません。
そうすると視線の終わりは先端にたどり着くわけで、非常に目立つのです。
特に靴は覆いかぶさるものが無い(もしくは極小)ので基本丸出しになります。どうやっても目立つのです。
その目立つところに位置する靴が整っていないと全体が整ってなく見えるのは当たり前なのです。
そして靴の形を維持できる唯一のアイテムこそシューキーパーなのです。
シューキーパーがあると靴の清潔感が長持ちする
何が原因で靴から清潔感が損なわれるのか。
・汚れ
・反り(型崩れ)
この2つが主要因です。
昨今は技術革新がすごく、合成皮革のデキが非常に良くなっています。 合成皮革のデキが良くなってくると何が良いかというと「汚れ」対策が非常に楽になることですね。
水濡れが怖くなくなりますから。絞った雑巾で拭いたり、おすすめはしませんがコンビニでもらえるおしぼりを使って気づいたときに拭いてあげればキレイを保てます。
靴を履いている時間よりもシューキーパーを入れている時間のほうが長い
しかし反り(型崩れ)はそうはいきません。
靴というのはものすごい負荷のかかるアイテムです。
足元のアイテムなので全体重がのりますし、足は汗をかきますから湿気などの影響もある。
硬い素材を使うと足のほうが負けてしまうので使える素材にも制限があります。
つまり、靴は「履くと型崩れする」ことが前提のアイテムなのです。
「履くと型崩れする」ことに対するカウンターこそシューキーパーなのです。
通常、靴は履いている時間よりも脱いでいる時間のほうが長いです。
じぶんの足が入っている時間よりもシューキーパーが形を整えてくれている時間のほうが長いのです。
シューキーパーを持っていないとこの時間を活かすことができないのです。
昔は高かったが今のシューツリーは安い
シューキーパー(シューツリー)は高級靴屋や高級セレクトショップに並んでいる高額な靴に入っているイメージがあり、シューツリー自体が高いと思いがちですが、意外とそうでもありません。
このように、かかとがバネになっていないキチンとしたタイプのモノでも2千円くらいで買えてしまいます。ちなみにちゃんとレッドシダー使っていますので抗菌消臭効果もあるものです。
昔はこういうの1万円くらいしたので躊躇したものですが、この値段なら買わない理由がありません。
洋服ブラシ同様、そうそう壊れるものでもありませんので1度買ったらほぼずっと使い続けることになります。 導入が早ければ早いほど費用の回収も早くなるタイプのアイテムです。
洋服ブラシとシューキーパーは清潔感と節約の両立ができるアイテム
洋服ブラシとシューキーパーは清潔感と節約の両立ができる珍しいアイテムです。
それなのにあまり浸透していない穴場的アイテムでもあります。
浸透していないということはやっていない人が多いということ。つまり、じぶんがやればその分「差」がつけられるということです。
なるべく早く導入すると回収が早くなるというのはお話しましたが、新社会人にはほかにも「習慣化」の観点から早期導入をすすめたいです。
洋服ブラシとシューキーパーが習慣化できると、どんなに疲れて帰ってきても、どんなにベロベロニ酔っぱらって帰ってきても体が自動でやるようになりますw
スーツも靴も仕事道具。キチンとケアしてて損することはありえません。それどころか逆は普通にあり得ます。
見た目にかかわる部分は投資価値が高いです。だって、誰もが見ればわかりますからね。
これホント、やらないと分からない領域なので騙されたとおもってチャレンジしてみてほしいです。たぶん、「なんでもっと早くやらなかったんだ」ってなりますよ~。
【おまけ】
足の臭いで悩んでいるならコチラをどうぞ~~
どんな環境でも効果ありますよ。
コメント