こんにちは。灯(@tumenoakari)です。
今日、空気清浄機のフィルター掃除したんですよ(ほめて)。
空気清浄機のフィルター掃除するたびに毎回おもうのです。
「アトピー対策で空気清浄機かって良かったなぁ」って。
どうしてフィルター掃除掃除のタイミングでこう思うのか?という感想と理由を書いていこうと思います。
空気清浄機導入しようとしている人向けのお話になります。
あ、あと大人気「シャープの加湿機能付き空気清浄機」は超イイ機種だけど、アトピーは使い方めっちゃ気をつけないと逆にアトピー悪化の原因になっちゃいますよ~というお話もしていこうと思います。
空気清浄機のフィルター掃除をすると取れる「片栗粉」みたいな粉塵。これが宙を舞っている事実
かゆみを誘発するくらいアレな絵面なので写真は載せませんが、掃除機で空気清浄機のフィルター掃除をすると凄まじい粉塵が取れます。
ホコリもたくさん取れますが粉塵がスゴイです。
この粉塵、マジで粉塵なんです。 粉塵って言葉、何となくイメージ沸くと思うのですが、日常生活で意識したり実感したりすること無いですよね。
どれくらい細かいかというと、片栗粉みたいなイメージですね。 キッチンで片栗粉こぼして掃除機で吸った後のゴミみたいな粉。 これが空気清浄機のフィルターにガッツリついているイメージです。
部屋の中で片栗粉を振りまく様子をイメージしてみてください。(サイコですがw) 絶対に吸い込んでしまうと思いませんか?
こんな粉塵がお部屋に舞っているのです。 健康に良いわけがない。
特にぼくのようなアトピーは「どれだけ肌への刺激を抑えるか」を重要視します。 粉塵が宙を舞っているということは吸い込みのリスクだけではなく、肌への刺激リスクもあるのです。
結果として、事実としてフィルターにこれだけの粉塵が集まっているわけですから、効果が無いなんてことは無いと思っています。
空気清浄機のフィルター掃除自体がアトピーには辛いという事実。プレフィルターが使える機種はアトピー向き
空気清浄機の面倒くささは「掃除」、この1点に尽きます。
フィルター掃除をしないと部屋の中のホコリ・粉塵の総量が物理的に減らないわけですから定期清掃は重要です。 フィルター掃除しないと性能も低下しますし。
普通の人なら「メンドクサイ」くらいのもんでしょうが、アトピーにとって空気清浄機のフィルター掃除は大仕事。ホコリ吸い込んだり肌に付着したりでかゆみを誘発する作業になるリスクが高いからですね。
手袋をする、マスクをする等の防御方法がありますが、これに加えていちばん良い方法が「掃除の頻度を高める」ことです。
フィルターにホコリ、粉塵が超いっぱい付いている状態でフィルター掃除を行うと飛散するホコリ、粉塵の量も相当なものになります。
フィルター掃除の頻度を高めることで飛散するホコリ、粉塵の量をコントロールする考え方ですね。
とはいえ、フィルター掃除は面倒です。 こまめな掃除をするのは理想的ですが、こまめな掃除を実現するための工夫が無いとやらなくなってしまいます。
そこでお役立ちなのが「プレフィルター」という考え方です。
フィルターの空気吸い込み口に不織布などで作られているシートを張り付けてこれを交換する方法です。
使い捨ての換気扇フィルターと同じ考え方ですね。
大人気のシャープの加湿機能付き空気清浄機がこの考え方を導入した空気清浄機になります。
↓コレ。メーカー純正のプレフィルターの販売もあります。
メーカーが「仕様」にしてくれているのがうれしいですが、メーカー非推奨で良ければありもので代用できます。
換気扇用のロールフィルターとベルクロ(マジックテープ)を使えばOKです。
ミシン目が入っているタイプのロールフィルターなら空気清浄機のサイズに合わせてフィルターを切り出すことができます。
空気清浄機へのフィルター取り付けは養生テープやマスキングテープなどでもよいですが、マジックテープ(ベルクロ)を本体に貼ってしまうのが面倒が無くて良いです。 ロールフィルターくっつきますからワンタッチみたいなノリでできるようになります。
こうすることでフィルター掃除の頻度をあげても負担が少なくなります。
カビのリスクに要注意! 空気清浄機と加湿器は別々で用意したほうが良い理由
最後に注意点を書きます。
前項で紹介したシャープの加湿機能付き空気清浄機ですが、これは手放しでおすすめできる機種ではありません。
↓コレです。
この機種は「加湿機能」が無いものとして取り扱うことを強くお勧めします。 空気清浄機能だけで考えるなら100点満点の機種です。
アトピーの立場から、空気清浄機と加湿器は別々でそろえたほうが良いと確信しています。
理由はズバリ、カビのリスクですね。
ホコリなどを集めた先に常に湿っている領域がある…… 冷静に考えてこれはマズイ環境です。
カビの胞子が100%フィルターで止まる、空気清浄機本体に吸い込み口以外いっさいの隙間が無い、この条件を満たせるのであれば別ですが、湿度が高い空間にカビの胞子を効率よく取り込んでいると考えることができます。
この機種の加湿方法が気化式であることも問題です。 仕様上、加湿器のフィルターに常時水を吸わせておく必要があるのでカビにとって天国のような環境を提供することになります。
結果、フィルターの抗菌機能を超過しカビがはえます。自宅でも会社でもこの機種の加湿機能を使っていてカビが無いなんて状況に出くわしたこと無いです。
さらに、加湿フィルターに風を通過させて放出することで室内の湿度を高める仕組みなので、空気清浄機から排出される空気は絶対にこのフィルターを通過することになります。
だから、この機種つかうなら加湿機能は無いモノとして考えるべきだと思います。
前に、より詳しくまとめた記事を書きましたのでリンク貼っておきます。
空気清浄機の特性を理解して、快適になろう!
個人的には空気清浄機は必須家電だと思っています。
空気清浄機を買ってから空気清浄機がなくなったこと無いですし、むしろ数を増やしました。リビングなんかは常時2台稼働しています。
電源を切ることも有りません。 かなりリッチな使い方ですが、音がうるさく感じるなら複数台設置+静音運転がおすすめです。(静音運転のパワー不足を設置台数でフォローする考え方)
フィルターを見ればどれだけ貢献してくれているかがイヤでもわかってしまうのでもう手放せないんです。
悩んでいるなら買って良いと思いますし、買うならマメ知識があるとより便利なので、この情報がお役に立てばうれしいです。
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