こんにちは。灯(@tumenoakari)です。
今年の冬は寒いですね~。 足元から底冷えします。
暖房いれても温かくならず、おうちの断熱やろうといろいろ調べたんですよ。
ウチ賃貸なんですが、調べてみるとDIYで二重窓作れるみたい!やったぜ! って思っていろいろ調べてみると、やる前から問題点が続々でてきまして……
最終的に断熱カーテンライナーというビニールカーテン買って幸せになれたのですが、紆余曲折あったのでそのまとめの記事です。
賃貸二重窓DIY! ……はやる前に断念。ハードルが高すぎる!
おうちの断熱について調べると必ず通る道だと思うのですが、窓って熱が逃げるポイントなんですね。
暖房で作った熱が逃げていく場所は窓! だから断熱対策するなら窓!ってなるわけです。
で、窓に対する断熱は様々な種類があるんですよ。 一通り検討したので後でお話しますが、その中でも究極的な対策と言えるのが『二重窓』なんですね。
二重窓に限らずなんですが、窓と居室の間に空気の層を作って熱が逃げなくするというのが窓断熱の考え方。
二重窓はその究極系になるわけですね。
YouTubeとかで[賃貸 二重窓 DIY]とか検索するとやってみた系の動画がわんさか出てきます。 割とメジャーな方法なのかな、じぶんでもできそうだな、って思うんですが、コレ落とし穴だと思います。
断言しても良いですが、アレは動画のネタだからできている事だと思います。 もしくは材料買ってしまって取り返しがつかなくなってしまっているか。
わたしも二重窓DIY検討したのですが、以下の理由で断念しました。
・超絶手間がかかる
・材料費が高い
・原状回復が必要になる(ごみが出る)
個別に問題点について深堀していきますが、やめて正解だったと確信しています。
加工ミスが許されない
二重窓DIYではミスが許されないという特徴があります。
窓と居室の間に空気の層を作ることがコンセプトになりますので、スキマができてしまうと効果が落ちてしまうのですね。
それに「窓」というのはあけたり閉めたりするところです。
ハメ殺しにするという選択肢もありますがあまりよくないですよね。 なので開閉できる仕組みでDIYする必要があるのですが、この細工を施しながらキッチリ仕上げることが目標になります。
それも一発勝負です。 ちょっと厳しいなぁと思いました。
超絶手間がかかる
ミスが許されない難しい加工をしなくてはならないと言いましたが、これに超絶手間がかかります。
なんていっても部品を作るところからはじめなければなりません。
プラダンだったりポリカの板だったりを用意して、じぶんの家の窓のサイズに切る分ける必要があります。レールとかもそうです。
工具なんて持ってないよ…… レールってハサミで切れるの…‥?
ちょっと厳しいなぁと思いました。
掃き出し窓を二重窓化DIYすると材料費が高い
材料も安くないです。 基本、窓はおおきいですからね。
通販で材料を揃える場合、送料がネックになると思います。 プラダンやポリカ板は大きなパネル状ですし、レールも長い状態での配送になりますから。
賃貸だと原状回復が必要になり、引っ越し時にゴミが出る
賃貸物件だと引っ越しする時に二重窓を無くして元に戻す/原状回復を行う必要があります。
基本的にDIYした二重窓は使いまわしがききませんからゴミが出ます。
エコじゃない的な理由もありますし、引っ越し時とかいちばんゴミ減らしたいタイミングでゴミが出るのも厳しいなぁと思いました。
二重窓DIYをやめて窓にプチプチを貼ろうとするも、プチプチ貼れない窓だった
二重窓DIYについて調べれば調べるほど「ハードルが高い!無理!!!」ってなったので、もっとカジュアルな方法が無いか調べました。
すると「窓にプチプチを貼る」という方法に出会いました。
コレは良い!と思いプチプチ買ったんですが…… 我が家の窓はプチプチ貼れない窓でした。
飛散防止などで線が入っている窓にはプチプチ貼れないとの事! 熱が悪さして最悪窓ガラスが割れてしまうリスクがあると!!
よっぽど大丈夫とは思いましたが、とはいえこのリスクは許容できません。 窓ガラスにひびでも入ろうものなら逆効果なうえに修繕費もかかりますからね。
二重窓もダメ、プチプチも貼れないと、途方に暮れてしまいました。
ダメもとで断熱カーテンライナー買って取り付けたら腰抜かすくらい効果的だった
しつこく対策を調べていくと「断熱カーテンライナー」という商品に当たりました。
コレ、存在自体は知ってたんですが「効果が無いだろう」と思ってスルーしていたんですよ。
何故なら、わが家のカーテンはすでに「断熱カーテン(遮光+厚地)」と「遮熱レースカーテン」の組み合わせだったからです。
見た目はアレですがもたつくくらいの十分な長さがあるカーテンで十分だろうと思っていたからです。
ですが、あることに気が付いたのです。
レースカーテンの編み目から冷気が吹いていた事実
厚地のカーテンとレースカーテンの間に手を入れたことがあるでしょうか。
たまたま、厚地のカーテンとレースカーテンの間に手を入れたのですが、びっくりしました。 冷気が、冷たい風が、レースカーテンの編み目から吹いているのです!
よく考えてみれば「レース」ですから当たり前ですね。 なんで今まで気づかなかったんだろう?
コレは断熱カーテンライナー効果あるのでは?と気づいた瞬間でした。
断熱カーテンを取り付けた結果、びっくりするくらい効果的だった
実際に断熱カーテンライナーを購入して取り付けたんですが、これがまぁびっくり。
取り付け前はエアコンの設定温度を25℃にしても22℃くらいまでしか上がらなかったのに、断熱カーテンライナー取り付けたらきちんと設定温度の25℃まで上がるようになったのです。
ちなみに取り付け方はこんな順番です。
ライナーカーテンをレースカーテンの裏地にするようなイメージです。
温度計でも効果を実感できましたが、体感温度はもっと劇的に改善しました。
底冷え感が無くなったのです。 今までは靴下はかないと眠れないくらいだったのが靴下ナシでOKになりましたもの。
ビニールカーテン1枚はさむだけでこれほど差がでるなんて!とびっくりしました。
断熱カーテンライナーは「明和グラビアMEIWA 断熱カーテンライナー (採光タイプ) 」がおすすめ
断熱カーテンライナーもたくさんの商品が販売されています。
基本、なにを選んでもサイズがちゃんとしていれば大丈夫だと思いますが、その中でもおすすめなのが「明和グラビアMEIWA 断熱カーテンライナー (採光タイプ) 」です。
おススメ理由は「素材」です。
乳白色の、半透明のビニール傘あるじゃないですか? この「明和グラビアMEIWA 断熱カーテンライナー (採光タイプ) 」の素材ってコレなんですよ。
この素材の何が良いって、やわらかいところです。
窓は開閉しますので落ち感のある、やわらかい素材がいちばんストレス無いです。
パッキパキに透明なビニール素材の商品もありますが、ビニールハウス感というか、安っぽさが出てしまいます。
「明和グラビアMEIWA 断熱カーテンライナー (採光タイプ) 」くらいの素材感だと許容範囲と思う人がほとんどだと思います。
おススメは、クリップ使って1枚多めに設置する方法
ここで一つおすすめの設置方法をご紹介。
窓枠サイドに巨大ダブルクリップを止められるくらいの出っ張りがあるなら両サイドで画像のように止めてしまうのがおすすめです。
両側からの冷気漏れを防げます。
コレをやると両サイドに生地が持っていかれて中央部分の生地が足りなくなり、真ん中が開いてしまいます。
なので、明和グラビアMEIWA 断熱カーテンライナー (採光タイプ) 買うときに横幅が長いタイプのサイズを買うか、もう1セット多めに注文しておくと良い感じに収まります。(中央部分をズラシで半二重に設置すると、開閉のジャマにもならず良い感じです。)
結論、とりあえず試すなら断熱ライナーカーテン!
いろいろ遠回りしてしまいましたが、お部屋が寒くて困っている人がまず試すべきなのは断熱ライナーカーテンですね。
これがいちばん安いですし、どんな環境でもスムーズに取り付けることができますし。
コレやってダメだったら次の方法を模索するのが無駄が無いと思います。
わたしはこの順序を知らず、4窓ぶんのプチプチ買ってしまって使わなかったですからw(今も物置に眠っています……)
こんな感じの顛末で、お部屋が快適になりました。
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