こんにちは。灯(@tumenoakari)です。
今月あたまに「金時計が欲しい!」という記事を書きました。
調査を重ね、さまざまな時計を見て回り、最終的にフレデリックコンスタントという聞きなれないメーカーの時計を購入しました。
フレデリックコンスタント自体は何年も前から「超絶ハイコスパブランド」として知っていたのですがじっくり観察したり使ってみた経験はありませんでした。
フレデリックコンスタントを選んだ理由と時計の美しさについてまとめておきます。
フレデリックコンスタントのゴールドケース、ムーンフェイズの時計を買いました
今回かった腕時計の性能はこんな感じです。
・動力 :クオーツ(電池式)
・カラー :ゴールド
・機能 :日付表示、曜日表示、月齢表示(ムーンフェイズ)
ケースサイズ36mmくらいの小ぶりなモデルを買いました。
機械式のラインナップも充実している、というか機械式がメインのブランドですが、前回の記事にも書いた通り、日常の使いやすさとメンテナンス性を考慮して電池式(クオーツモデル)を選びました。
せっかくクオーツモデルを選ぶので、機械式モデルではとても購入することができないような機能が搭載されたモデルを選びたい。 具体的にはムーンフェイズという月齢を表示できる機能が付いた時計が欲しかったのですよ。
文字盤に月齢表示用のディスクが付いていてめちゃくちゃカワイイじゃないですか。超おしゃれ!
ムーンフェイズの機能は機械式時計だと「複雑機構」にカテゴリされるので値段が高い&メンテナンス費用が超高くなるのでクオーツモデルのほうが良いと思ったんですね。
※後述しますが、ムーンフェイズあわせるの超絶大変なので、そういう意味でも電池が切れない限り止まることのないクオーツモデルに向いた機能だと思います。
「ムーンフェイズ×ゴールドケース×クオーツモデル」で色々探してみたのですが、ヒットせず。
既に廃盤になっているっぽかったので、状態のよさそうな中古品を探し回って手に入れました。
品質と値段の設定が良い意味でバグってる、超絶ハイコスパな時計だった
仕上げの美しさについては以前から知っていましたが、改めて現物を手に取ってみると感動しますね。 想定の上をいかれました。
フレデリックコンスタントのクオーツモデルは7万円台~、機械式で14万円台~という値段設定なのですが、仕上げの素晴らしさは30万円台、下手したら50万円クラスの時計と遜色ありません。(カルティエやロレックスを普段使いしているわたしの感想です)
上の写真はスマホで撮影したものですが、わたしの古いスマホで撮った写真でも仕上げの丁寧さは伝わると思います。
中央、外周、日付表示&曜日表示部分、すべて異なる仕上げがされています。 手間のかかり方が半端じゃないです。
この時計の顔になるムーンフェイズの仕上げも超きれい。 スイスメイドでこの仕上げ。7万円台で売る仕上げじゃないです。
個人的な感想ですが、スーツやジャケットスタイルに合わせる、いわば普段使いのドレスウォッチって選択肢だと最強だと思います。
使い勝手が非常に良く、キモの仕上げ(見栄え)がうん十万円レベルなのでそりゃハイコスパブランドと言われるわけです。
わたしの買い方はスーツで着用できる3本目って買い方でしたが、このニーズは完璧に満たされますね。 アンティーク時計では無いので、汗や大雨を極端に気にする必要がありませんし、クオーツモデルなので着用しない間も止まらないのが良いです。
「フレデリックコンスタント」は、ファッションや時計に詳しい人なら知っているくらいの知名度なのが良いですね。 悪目立ちしにくいです。
なんと言ってもこの仕上げですよ。マジで満足度が高いです。
新社会人のファーストウォッチとしても良いんじゃないでしょうか。 質感が高く、質感の割にお買い得で、ブランドネームもちょうどいい感じ。 後になっても腐らない、良い時計だと思います。
ムーンフェイズの月齢あわせが最悪だった。指が痛くなるので100均アイテムを活用した調整方法を編み出した
ムーンフェイズのがめっちゃ好きで、格好いいと思ってわざわざコレにしたわけですが、月齢合わせが地獄でした。
この時計。日にち合わせと曜日あわせはスゴイ楽なんですよ。
ケースの両サイドにボタンが、おすところがあるので、ここを傷つかないように爪楊枝とかで押せば日付(逆サイドに曜日用のボタンがある)が進んでいくんです。
でも、ムーンフェイズを調整するボタンが無いのです!
調べてみると、ムーンフェイズ自体そこまでズレるようなものではないそうです。1度合わせたら電池が切れるまで調整する必要が無いって感じみたい。機能として完成されているんですね。
なので、調整方法がリューズ(竜頭)を回しまくって時間を進めまくること!という超古典的な方法でした。
リューズ何回まわせばいいんだ!!!!!!ってくらいハチャメチャに回す必要があります。 指は死ぬ。
いくらつかみやすい、操作しやすいリューズと言ってもサイズが小さいですからねぇ。普通にしんどいです。
これを100均アイテムで多少ラクにしました。
100均のイヤホン売ってるコーナーにイヤーピースがあるのですが、コレをリューズにかぶせるとだいぶマシになります。 薄手のシリコン製で、都合よく真ん中に穴が開いているのでいい感じに指を守ってくれつつ、リューズを太らせてくれるので作業が楽になります。
↓実は専用工具があります。一生のうちで何回使うのだろうって感じですがw
とはいえ、まわす回数が減るわけではないので数日かけてゆっくり調整するのが良いと思います。
ちなみに月齢はこちらのサイトで確認ができますよ。
ワンタッチ尾錠の革ベルトに交換しました
今回購入したモデルが廃盤品だったので二次流通で程度の良いモノを探して購入したのですが、純正の革ベルトが完全に使えない状態でした。
本体がキレイだったのですが、革ベルトの状態が悪かった。 これが理由でだいぶ安く購入することができたのですが、そのまま使うことができない状態だったので革ベルトの交換を行いました。
Amazonで購入できる革ベルトなんですが、このベルト良くて。 標準でワンタッチ式の尾錠がついてくるんですよ。 金具の色も金と銀から選べ得ますし、革ベルトの色も選べます。
観音開き、両開き式なのも良いですね。高級時計でおなじみの方式なので高級感がアップします。
これだけ良い感じなのに2千円くらいで買えるのでもう何本もこのベルト購入しています。(ダニエルウェリントンのNATOベルトを革ベルトに変える時はほぼすべてこのベルトにしています)
バネ棒外しの工具がついてくるのですが、ぶっちゃけ使いにくいです。これはケチらずバネ棒外しの工具はちゃんとしたの買ったほうが良いです。
微妙な工具は付け外しのストレスになりますし、革ベルトや時計を傷つけてしまうことにつながりかねないので、革ベルトをおトクに購入して浮いたお金できちんとしたバネ棒外しの工具を買うことを強くおすすめします。
ちなみに私は時計ベルトを購入したらコロニルのクリームでケアしてから使うようにしています。
時計の革ベルトはどうしても消耗品になりますので、表面保護系のケアをしておくと良い状態が長持ちになるので良いと思います。
参考:
フレデリックコンスタント、良い時計なのに情報が少なすぎ
フレデリックコンスタントの時計はスゴイ満足度が高い時計です。
でも、フレデリックコンスタントの時計をしている人を見かけたことってないんですよ。 ネットで情報を集めていても「使っています!」って情報が集まらない。
たぶん購入している層が情報発信あまりしない層だからだと思うのです。
あとこの時計、スゴイのはスゴイいのですが、現物を手に取ってみたりガッツリ系の解説を聞かないとスゴさがわからない時計なんですよね。
なので今回なにかの足しになれば良いと思って記事にまとめてみました。
時計選びで悩んでいる人の新たな選択肢になれば幸いです。(よけい迷わせやがって!って怒られるかもですがw)
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