寒くなってきました。
クールビズが終わりました。
ネクタイを締めて出勤するようになってきました。
ネクタイは「色」に寛容な部分です。
「ピンクのスーツ」はダメだけど、「ピンクのネクタイ」はあり。
理屈はわかるけど、実際のところどう思われているのだろう。
気になると思います。
そこで、今回は70年以上の老舗中小企業の聞き取り結果からの分析をお送りします。
創業70年以上の老舗中小企業でピンクのネクタイを締めて、有り無しを確認してみた
「会社による」
こんなの誰もがわかり切った話です。 つまらない話です。
街中でアンケートを取ったって所詮「想像」です。
というわけで、実際にやってみました。
コーディネートはこんな感じです。
ありか、なしか。 結論「あり」でした。
全般的に受けが良かったですが、特に女性からの評価が高かったです。
但し、コーディネート次第っぽい風を感じました。
コーディネート次第とは具体的にどういうことか
コーディネート次第とは、なじんでいるかどうかと換言できます。
まずネクタイ自体の色味です。
ピンクと言っても色の濃淡があります。
どぎつい蛍光色のピンクから、ベージュやオレンジに見えるペールトーン、くすみ色系のピンク。
ネクタイ自体の色味としては、ペールトーンやくすみ系が好感を持たれやすいです。
そのうえで、シャツやスーツとの合わせも気になります。
黒いシャツにピンクのネクタイがやりすぎなのは想像すればわかると思います。夜の風が吹いている感じですね。
白シャツが無難と思いますし、スーツはグレーなんかがピンクと相性が良いと思います。
ネクタイの色味、ペール感とスーツやシャツの系統を合わせてあげるとおさまりが良いという話ですね。
色のあわせは「アイスクリーム屋」や「チョコレートショップ」を意識する
無難な合わせは前章の合わせ方で大丈夫だと思います。
この章では、せっかくピンクのネクタイに挑戦するのだからおしゃれに見られたい。
こういう狙いだとどういう合わせが良いのか?という事について進めていきます。
結論から言うと、色のあわせは「アイスクリーム屋」や「チョコレートショップ」を意識するとおしゃれだと思われやすいです。
こんな感じですね。
ブラウンとピンクの色合わせ。
この配色は「アイスクリーム屋」や「チョコレートショップ」をイメージさせます。
「おさまりが良い」という認識になるわけですね。
ネクタイの色味は「ストロベリーアイス」「ストロベリーチョコレート」くらいをイメージすると落ち着きます。
このネクタイの色味はアポロチョコの先っぽくらいの色味です。
同じ理由で「チョコミント」色のシャツとも相性が良いです。
ネクタイの柄や小物でチョコミント色を入れてあげると良い感じの世界観にまとまります。
理由が理解できるとおしゃれが怖くなくなる
色合わせの理由が言語化できるとおしゃれが怖くなくなります。
色合わせの不安がなくなります。
ストーリーや世界観がちゃんとしていると「おしゃれ」だと思われやすくなります。
ファッション雑誌とかで色合わせを研究するのも良いですが、意外とおしゃれなポスターやパワーポイントの作り方みたいな本が論理的で参考になります。仕事の資料にもつかえておトクですw
逆に、ストーリーや世界観がぐらぐらだったり筋が通ていないと「ダサい」と思われやすくなります。
ピンクのネクタイは難易度が高いと思いがちで、実際難易度が高いアイテムですが、ストーリーや世界観が確立できれば強い味方になってくれます。
会社員にとってのファッションは権威です。
普通の中小企業の会社員でも、おしゃれかどうかで評価や年収が変わってくることがあるのです。
人と違う事をやるのは差別化ですが、でたらめでは「ダメな差別化」になってしまいます。
正しい扱い方を理解しておくと自信につながります。
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