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【やらない暮らし】家事分担 床そうじシステム/システム夫婦

 

結婚して10年くらい。 子供なしで離婚危機もなく。 けんかもせずで仲良し夫婦です。 べったり仲良しという感じではなく、もめごとや言い争いが友人夫婦らと比較して極端に少ないイメージです。

 

お互い無関心だからもめごと、言い争いが起こらないわけではありません。 結婚して、一緒に暮らすタイミングでもめないシステムづくりをしたからです。

 

何故なら、家庭でもめごとが起きるとお互い逃げ場がないからです。 仕組みで解決できるなら仕組みで解決するべきだと判断して「そういう仕組み」を作りました。

 

システムのおかげで10年以上の夫婦共同生活でもめごとが起こっていないという結果になったというお話です。

 

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どちらかやる、ではなく おたがい「家事をしない」

 

まず考えるべきことがあります。 なぜケンカが起きるのか? という事です。 けんかの理由はさまざまありますが、その中で大きな原因となるのが家事分担です。

 

家事分担でもめる原因は、お互いの家事閾値(かじ いきち)が異なる事です。 要するに、私がゆか汚いと思うラインと妻がゆか汚いと思うラインが異なる事が原因だという事です。

 

気づいたほうが家事をするというシステムが抱える致命的な欠陥になります。 お互いのラインが異なる以上、ラインが低いほうに家事が集中するのは原理的に明らかなのです。

 

この問題への対策として「汚れてなくても定期的にゆか掃除をする」がありますが、人間は忘れる生き物ですので成り立ちません。 「どうしてルール通りにやらないのか」という別問題が発生します。 つまり、間違った対策という事になります。

 

このテーマへの回答は1つしかないと思っています。 それはお互い「やらない」と決めること。 これしかありません。

 

夫婦以外の者が家事をすればよい

 

それはお互い「やらない」と決めること。 これは正しい回答ですが、実用的ではありません。 ゆかがきれいになっていません。

 

ですが、家事分担でもめない仕組みを作る場合、夫婦どちらもゆか掃除をしてはいけません。 絶対に偏るからです。 どうすれば良いか考えると、答えは一つしかありません。

 

夫婦以外の誰かがゆかを掃除するしかないのです。

 

結婚資金でゆか掃除ロボットを買った

 

夫婦以外の誰かがゆか掃除をすれば解決しますが、家政婦を雇うお金はありません。 なので機械に頼ります。 床掃除ロボットです。 ルンバとか超有名ですがうちはブラーバ使っています。

 

ブラーバを買うお金は結婚資金からねん出しています。 次の考え方はすごい重要なのでぜひ考えてみてください。

 

ブラーバに支払うお金は、床をきれいにするためのお金ではなく、円満な結婚生活のためのお金であるということ。

 

ブラーバがあるだけで、夫婦間の「ゆか掃除」もめごとがなくなるのです。 こう考えるとブラーバを結婚資金から購入するのは当然のことです。

 

機械化の仕組みであればルンバでも問題ありません。
ブラーバなのは、拭いた床のさっぱり感が好みなのと、
使い捨てお掃除シートが使えるからです。

 

 

不完全な仕事は夫婦以外の誰かのせいにする

 

夫も妻もゆか掃除をしなくて良くなりました。 掃除をした後の部屋の隅にほこりが残っています。 これは誰の責任でしょうか?

 

掃除をしたのはブラーバという機械です。 これは純然たる事実です。 このことから、悪いのは部屋の隅を掃除しきれなかった機械だという結論になります。

 

当然、夫婦間で争う理由がありません。 お互いゆか掃除をやっていないのですから、相手を責める理由が無いのです。

 

家事分担でケンカするのは仕組みが悪い

 

家事分担でのケンカは防げます。 けんかする理由があるのが良くないのです。 けんかする理由を無くしてしまえばケンカは発生しなくなります。

 

家事がケンカの原因ならば、公平、最適な家事分担を考えるのは間違いです。問題がスライドするだけで、けんかが無くなることはありません。 どうすれば家事が無くなるか、どうすれば家事の負担を無視できるレベルまで落とせるかを考えるべきです。

 

ここはケチるところではありません。 夫婦生活の安定で回収できますから、ここでケチるのは非常にセンスが良くないと言わざるを得ません。

 

ちょっと重たい話ですが。 わたしは幼少期に両親の離婚を経験しています。 家庭不和は地獄です。 安らげる場所はプライスレスと本気で思います。

 

家事分担でもめるのは精神的にも時間的にもメリットがありません。 仕組みを整えてしまえばそれだけの話なのです。

 

真に分担すべき家事とは、ごみ捨てなど機械で代替できない家事であり、ゆか掃除などではありません。 こんな雑魚にかまっているようではいけません。

 

時間も、集中も有限なのです。 夫婦は異なる人間なので考え方も感覚も違います。 そもそもが合わないという前提で考えるべきなのです。

 

あらゆる家事を分担するなど上手くいくはずがありません。 システム化可能な部分はシステム化し、つねに余裕を確保していかないと、仕事が不調な時などリソース不足時にすべてが上手く回らなくなります。

 

「生活」がいっぱいいっぱいになると疲れてしまう、時間が取れないという事につながり、セックスレスなど夫婦生活継続に致命的な事態に発展しかねません。

 

ですから最初から仕組み化して、夫婦両方に負荷や不満が向かないようにしておくのが良いのです。

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